床下用炭八のご質問について

2019年10月31日

こんにちは、浅沼です。

10月も終わりに近づき朝晩の冷え込みも強くなり、秋も深まってまいりました。紅葉も楽しみですね。さて、今回はみなさんからいただいた、床下用の炭八に関するご質問について回答致します。

Q1.床下に炭八を袋から出して直接ばらまくのですか?
A.炭八は約45cm×45cm×7cmの不織布の袋に入った座布団状の商品です。袋のまま床下のコンクリートや土の上に1畳あたり6袋敷きこみます。

Q2.定期的に床下から外に出して干さなければならないですか?
A. 床下換気口からの自然の力で湿気を吸ったり吐いたりするので、一度敷設したらそのままの状態で半永久的に使用できます。

Q3.床下に炭八を敷くと床下が乾くのは、なぜですか?
A. まず、炭八を敷くと床下の余分な湿気を吸収します。外気(外の空気)は一番気温が高くなるお昼頃に一番乾いた空気になり、その乾いた空気が換気口から床下に入る事により、炭八が吸収していた湿気を吐き出し、屋外に放出します。これにより、炭八は床下を除湿します。自然の力で湿気を吸ったり吐いたりするので、一度設置すると半永久的に使用できます。

Q4.床下にベタ基礎コンクリートが施工してあり、床下地面から湿気が上がらないようにしてある場合は、炭八を敷く必要はありませんか?
A.ベタ基礎コンクリートの場合でも、床下の湿度は80%以上になりますので、新築時だけでなくフォームの際にも炭八を敷くことをお勧めします。日本の気象が高温多湿であるため屋外の湿度は雨の日には100%になり曇りで80%の湿度にもなります。当然床下の温度は屋外よりも低く湿度は高くなるのが日本の気象です。以上のことから、ベタ基礎であっても炭八を敷くことをお勧めします。

Q5.山の裾に家があり、床下が常に濡れた状態ですが炭八が敷設できますか
A. 床下の地面が、庭より低い場所にあるとか山の裾にある場合には、屋外に暗渠排水などをして、まずは床下の土を乾かすことが先決です。床下が濡れている場合は、苗トレー等を地面に設置し、炭八をその上に乗せて敷き込みをすることをお勧めします。

その他にもご不明な点がございましたら、お気軽に出雲カーボンまでお問い合わせ下さいませ。
ご質問いただき、ありがとうございました。

浅沼