「炭八」その他の効果

 

出雲大社の黒松樹勢回復

 

06-松のイメージ



黒松の樹勢回復に成功

 

 近年、全国的に松の樹勢が弱まりつつあります。環境の変化等、様々なことがその要因として挙げられています。毎年全国から多くの参拝者を集める出雲大社の黒松にも、同様の傾向が見られ始めました。長年に渡り地盤が硬く踏み固められ、根が呼吸困難に陥ったことが大きな要因として指摘されています。そんな中、昨年春、全国の松の樹勢回復を手がけておられる小川眞先生を中心とした、出雲大社の黒松の樹勢回復工事が始まりました。弊社も、微力ながらこの工事に携わらせていただくご縁を頂き、一同大変身の引き締まる思いで、お受け申し上げました。

 今回、土壌改良用としてお使いいただいた「炭八」は、特別に、全て木製パレットを原料として、焼き上げさせていただきました。 最初に拝殿周辺の黒松にご使用頂いた結果、半年以内に見事に樹勢の回復が見られたため、引き続き昨年の暮には参道の黒松にもご使用頂きました。この工事にあたって、 小川眞先生平佐隆文先生のご指導を仰ぎましたことが今回の樹勢回復の成功に繋がったことはいうまでもありません。ここに改めて厚く御礼申し上げます。

 また、「炭八」が幸いにも黒松の樹勢回復に適した木炭であったことを大変喜ばしく感じております。 出雲大社の黒松を、ご縁あって、お守り申し上げることは、この地に育てられてきた私たちの誇りであり、また務めでもあると感じております。 変わらぬ黒松の雄々しい姿は私たちの心の糧であり、安らぎでもあります。この美い姿が、永く後の世に伝えられてゆくことを願い、 この尊い機会を頂きましたことに心から感謝を申し上げます。

 

06-出雲大社

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小川眞(おがわ まこと)先生

06-小川

昭和12年京都府生まれ。
京都大学農学部農林生物学科卒業、年同大学院博士課程修了。
農林省林業試験場に勤務 農林技官、土壌微生物研究室長、森林総合研究所きのこ科長・企画科長、滑ヨ西総合環境センター常務・顧問、関西電力顧問生物環境研究所所長。現大阪工業大学客員教授 。
 
受賞 昭和55年 日本林学賞
昭和56年 国際林業研究機関連合ユフロ学術賞
昭和64年 日経地球環境技術賞
平成17年 愛知万博 愛・地球賞
著作 「マツタケの生物学」、「きのこの自然詩」、「菌を通して森を見る」、「作物と土をつなぐ共生微生物」、「マツタケは栽培できるか」、菌根菌、炭の農業利用、熱帯雨林再生、砂漠緑化、菌根の研究などに関する著書多数 。

 
黒松林の保護再生に関する近年の主な活動

 宮崎一ッ葉地区環境保全推進委員会(写真)、京都府久美浜町函石ヶ浜黒松林再生、島根県出雲大社拝殿周辺、参道の黒松樹勢回復(現在実施中)、現在、全国海岸黒松林の再生を目指して「白砂青松再生の会」設立準備中(2006年みどりの日設立予定)




平佐隆文(ひらさたかふみ)先生

06-平佐隆文

昭和14年広島県生まれ。
昭和39年島根県立島根農科大学林学科卒業。
受賞 試験研究功績賞 全国試験研究機関協議会
「ショウロの生産・増殖技術の開発」
特用林産振興功績賞 日本特用林産振興会
著作 「きのこの100不思議」
社団法人日本林業技協会
「森の研究」共著:日本林業調査会
「マツタケ山のつくり方」共著:マツタケ研究懇話会編
「マツタケ山つくり施業の手引」島根県

これまでの活動

島根県林業技術センターにおいて「きのこの栽培技術開発」の試験研究と普及指導に従事、
国際協力事業団(JICA)の派遣専門家としてブータン王国に派遣され「きのこの栽培技術」の指導に従事
(1996年、1999年)。

 

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