炭八のコンセプト

 「炭八」は、すまいの湿気を調節するために出雲カーボン鰍ニ出雲土建鰍ェ共同で開発した調湿木炭です。 

  炭八のコンセプト

 

製品コンセプト


1 建物の長寿命化
  住宅の長寿命化には、湿気対策が不可欠です。 特に木構造の場合、 木材湿潤状態が耐震強度に大きく関係します。

2 炭素固定
  地球の温暖化防止対策として有効な炭素固定に貢献します。

3 気象
  調湿と切っても切り離せないのが、お天気です。湿気を中心とした気象現象に着目しつつ、地域毎の理想的なすまいの

  あり方を探ってゆきます。

4 健康
  地球上の殆どの生命は湿度に依存している。「湿気」の問題に取り組むことで、
  より健康的なすまいのあり方を探っていきます。

5 地域社会
  出雲発の炭八は、地元社会に貢献、信頼されることが基本です。

6 過去、現在、未来
  昔の人の知恵に学び、今に生かして、未来の夢を描きます。

 

 

 

まる木材湿潤状態が耐震強度に大きく関係します。
耐震強度に及ぼす湿気の問題
木材が竣工時に理想的な状態であっても、時間の経過とともに湿潤状態に近づき、当初の耐震強度が得られなくなる可能性が非常に高くなります。通常新築時に使われる木材の含水率(木材の保有している水分量を表す数値)は15%程度のものを使わなくてはなりません。従って、木造の構造強度はこの15%の含水率の木材で建っている場合の強度です。当然、含水率が上がれば、木材自体の強度が低下し、使用されている接合部の金物も強度を発揮できないことになります。法隆寺の木材などが1000年以上も持ちこたえているのは、当然木材自体が良好な状態に保たれていることが大きな要因ですが、現代の木造住宅は床下部分をコンクリート製の布基礎で覆っているため、特に夏場の床下は常に湿度が90〜100%の状態になっていることが報告されています。新築当初は快適、問題がないようでも、25年、30年もすると床下の土台などの木材の含水率が25%以上にもなっているのが通例であるのはこのためでです。この状態で、温度20度以上、湿度80%以上になると、木材を腐らす腐朽菌が発生しやすくなり、カビやシロアリ、ゴキブリが好む環境になってしまいます。

 

まる昔の人の知恵
先人の知恵-時間のサイクル
「炭八」は例えば、昔の時間のサイクルに注目しています。現代では太陽暦と定時法が使用されていますが、江戸時代までの人々の生活のサイクルは旧暦(太陰太陽暦)、和時計によっていました。旧暦の名残は年中行事の中に今もその名残を感じることができますが、和時計にしたがって生活している人は、まずいないといってもいいでしょう。和時計の一日は、日の出から日没、日没から夜明けまでをそれぞれ6つに分けていました。ですから、夏の1刻(約2時間)と冬の1刻では長さが違いました。
一日の気象変化を観察するとき、実は和時計の考え方で観るほうが自然であることが分かってきます。一日で最も湿度が高くなるのは大体朝の6時です、もちろん雨の日も晴れの日もあるので、「だいたい」としか言えませんが、これはつまり日の出の時刻の前後です。日の出の時刻は当然夏と冬とでは大きく異なりますから、和時計で観察する方が実際に即した方法といえます。旧暦や和時計については最近見直されつつあり、書店にも多くの本が並んでいますので、是非お読みになられることをお薦めします。

 

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